Doubtful bird's Tumblr
佐々木 インターネットって、
どんなに冷静に語り続けても、
自分が第三者にはなれないんです。
なにか言った瞬間に批判の対象になるわけだから、
巻き込まれるんですよ。
だから、いくら絶対的な正義を
語ってるつもりになってもムリなんです。
‥‥ということを、ブログの時代に、
多くの批判に対して言ってみても
まぁ、ほとんど焼け石に水というか、
蟷螂の斧だったんですよね。
糸井 うん、うん、うん。
佐々木 ところが、この状況が、
ツイッターが出てきてすごく変わった。
もちろん批判は相変わらずあるんですけど、
それと同時に「いや、私は賛同します」
っていう声もバーッと現れるんですね。
そうするとね、発信している側としては、
孤立無援みたいな感じがなくなる。
糸井 自分はあなたに賛同してますよ、
っていうことを表現する方法が
けっこう複層的にあるんですね。
たとえば「あなたの意見に賛成です」
なんて書かなくても、リツイートするだけで
その姿勢が表せたりする。
佐々木 ああ、なるほど、そうですね。
糸井 ぼくは、震災のあとに
佐々木さんが情報のキュレーションをしてるときに
とんとん、といくつかリツイートしたんですけど、
まずはそれで賛同だっていうことですよね。
ひとつひとつの論争に「そうだそうだ」って
言うこともできるんですけど、
けっきょく、そこに時間を取られるのがいやなので、
リツイートひとつで
全体的な賛同として表してしまう。
あるいは、その人のフォロワーとして、
ずっと見ているってことだって賛同の表現ですよね。
佐々木さんが言ったことについて
さらにうまく展開している人のことを
またリツイートすることだってできるし、
もう、こう、なんていうんだろう、
乱反射させて表現する、みたいな。
佐々木 わかります。
個別の議論に入りこんじゃうと、
どんどんどんどん狭いとこに行ってしまうから。
糸井 もう、それだけで仕事になっちゃうからね。
佐々木 そうなんですよね(笑)。
だから、おっしゃるように、
とりあえず見てますよってことが、
賛同のステータスとしてできるっていうのは、
やっぱり大きな違いだと思うんですよ。
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